としまえん跡地にできた『ワーナー ブラザース スタジオツアー 東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター』が気になる方へ。
・スタジオツアー東京ってどんな所？
・チケット代がお高いけどその価値はある？
・ヲタクじゃなくても楽しめる？
・見どころや事前に知っておいた方がいい情報は？
こういった疑問にお答えします！
2001年「ハリー・ポッターと賢者の石」が公開され、世界中でハリーポッターが大流行した当時、ハリー達と同世代だった私はもれなくどハマりし、最初の方は映画館にも足を運んでいました。
ところが途中から話についていけなくなり、誰やっけこれ？状態になったので、結局全8作品中5作品までくらいしか観ていない所謂”にわかファン”な私が、スタジオツアー東京に行ってきてどうだったか？を正直にレビューしていきます。
皆さんのお出かけ先候補に入れるか否かの参考にしていただければと思います！
スタジオツアー東京のチケットをお求めの方はこちらからどうぞ！
それではどうぞ！
ハリーポッター(としまえん跡)に行ってきた感想
テーマパーク並みに1日中楽しめる
『スタジオツアー東京』は歩いて周るタイプの施設で映画のセットや衣装、映画製作の過程などの展示を見ることが出来ます。
展示を「ただ見る」というよりも、映画のセットそのものに「入り込む」といった感じで、実際の映画のセットを製作したスタッフと同じチームがスタジオツアー東京のために制作したハイクオリティなセットの中を歩いたり、体験したり、そこでしか買えないグッズを購入したり、映画にちなんだごはんやスイーツが楽しめる、まさに「ハリーポッターのテーマパーク」でした！
施設の所要時間の目安は3～4時間との記載がありますが、私たちは朝10:30のツアーに入って、途中でお昼を食べて、後半もたっぷり堪能して、お土産を買って、入り口のカフェでお茶したのが16:30くらいなので、ほぼ1日中楽しむことが出来ました！
中のレストランと入り口のレストランはメニューが違うので、そこで夜ごはんも食べる事も出来ましたが、後で詳しくお伝えしますが、スタジオツアー東京のレストランメニューはなかなか高価なのと、スイーツまで食べて十分満喫したので、夜は外部で食べることにしました。
ということで、ハリー・ポッターの施設として世界最大級の規模を誇る『スタジオツアー東京』。
施設自体が広いということもありますが、結論にわかファンの私でも朝から夕方、もしくは夜までいけちゃうくらい十分楽しめる場所でした！
入場料が大人(18歳以上)6500円、中人(中学・高校生)5400円、小人(幼児・小学生)3900円、3歳以下無料で、行く前までは
大人6500円て、ちょっと高けーな
と正直思っていましたが、ディズニーやUSJの入場料が日によっては1万円を超えているのを考えると、乗り物がないことや規模の違いを加味したとしても、このクオリティで大人6500円はそんなもん！妥当だ！てかむしろ大満足！といった感想です。
クオリティが高い、再現度高い
先述した通り、スタジオツアー東京は実際の映画のセットを製作したスタッフと同じチームがスタジオツアー東京のために制作したセットなので、本当に映画の中にいるような雰囲気を味わうことが出来ます。
- ホグワーツの生徒たちが食事をしたり、組み分けの儀式をしたあの『大広間』
- ホグワーツの『動く肖像画』や『動く階段』
- 生徒は立ち入り禁止とされている『禁じられた森』。
- ハリー達が暮らしていたグリフィンドールの『男子寮』や『談話室』
- ハリー達が調べものをするのに使っていた『ホグワーツの図書館』
- 何度も登場している『ホグワーツの渡り廊下』
- なんでも揃う魔法界の商店街『ダイアゴン横丁』
そして小道具や衣装などは、一部実際に映画の撮影で使用された物を見ることができます。
その世界に関心がある訳でも芸術に興味がある訳でもありませんが、その本物のクオリティに、こんな凄いモノづくりをやってのける人達がいることに驚きと感動を覚えました。
仕事に対する熱量とか、そういうものですかね。リスペクトでしかありません。
まさにプロの仕事！
とにかくヲタクとかにわかとか関係なく、その芸術の素晴らしさに誰もが感動すること間違いなしです！
体験スポットもあって面白い
スタジオツアー東京にはいくつか体験型のスポットがあり、そこで撮影した動画はあとでダウンロードすることが出来ます。(一部有料)
見て周るだけでも充分見ごたえがありますが、ちょこちょこ映画にちなんだ『仕掛け』を体験できるので面白いです。
- ホグワーツの『動く肖像画』体験(データ無料、その場での撮影もOK)
- クィディッチの試合応援撮影体験(ショートVer.データ無料、ロングVer.はその場でモニター映像見るだけ(撮影OK))
- グリーンスクリーン技術を使った空飛ぶほうき体験(データ有料、その場の撮影不可)
- 指名手配風写真＋記念写真(データ有料、その場撮影不可）※空飛ぶほうき体験とセット販売
写真映えする
スタジオツアー東京では、既にお伝えしている通り「映画そのものの世界感」を楽しむことができるため、どこを切り取っても写真映えするのでわくわくします！
館内にはホグワーツの「ローブ」や制服用の「リボン」「学生バッグ」「魔法の杖」など仮装アイテムが多数販売されているので、ホグワーツの生徒になりきった方がより楽しめるかもしれません。
私はにわかなので仮装はしませんでしたが、それでも100枚以上は撮影していました。
故に、バッテリーがものすごい勢いで減っていくのでしっかり充電してから入場することをお勧めします。
限定グッズやお土産もたくさんある
スタジオツアー東京には、メインショップとレールウェイショップの2か所のショップがあります。
現在は、1周年記念アニバーサリーをやっているのでその限定アイテムや、ホグワーツ特急のアイテムなど『スタジオツアー東京』でしか手に入らないアイテムもあり、デザインも可愛いかったです！
個人的には『ホグワーツの特急の9と3/4番線』グッズと『ハリーのHAPPEE BIRTHDAE HARRY スフレケーキ』グッズ、『ハグリッドのバイク』グッズが可愛いなと思いました。
定番のお菓子も結構ありましたが、全体的にお値段はちょっとお高めですね！
でもイギリスに次いで世界にまだ2か所しかないハリーポッターのテーマパークですから、許容範囲といったところです。
映画制作の裏側など貴重なものが見れる
このセットの大理石どうやって作ってるんだろ？
本物の大理石？な訳ないよな、、、
ハグリッドってめっちゃでかいよな。
本当にあんなでかい人がいるってこと？
ゴブリンは？顔は特殊メイク？CGとか？
映画を観たことがある人は、一度はこんな疑問をもったことがあるのではないでしょうか？
これらの疑問に「へーそうだったんだ！」と。
「はぁ～すげえ！」となることでしょう。
ネタバレしすぎて楽しみを奪ってしまうと良くないので、気になった方は是非会場にて確かめてみてください！
大人向け、子供は退屈かも
ここまでお伝えした通り、スタジオツアー東京では映画の世界感を楽しんだり、映画制作の舞台裏を知れる楽しさがあります。
乗り物のアトラクションがある訳でも、ポップコーンを食べながら歩ける訳でも、ドビーが出てきて一緒に写真を撮ってくれる訳でもありません。
そういう意味では大人向けの施設かなといった印象で、特に小さいお子様は退屈してしまうかもしれません。
実際小さいお子様連れの方は少なく、走り回ったり騒いだりしている子もおらず、人が多くて混みあっていましたが騒がしさみたいなものは感じず、落ち着いた環境でした。
男3人とかも多い、男性グループ来やすいのかな
テーマパークとか人気のお出かけスポットって男性3人とかあんまり見かけなくないですか？
スタジオツアー東京では、たまたまなのか男性3人みたいなグループが多かった印象で、
単にハリーポッターの男性人気が高いだけなのがわかりませんが、男性グループも来やすいのかな？
と勝手に思ってしまいました。
ほら、デートスポットだから行きたくても男だけで行きづらい！みたいな人いるじゃないですか。
それが無いってこと？かな。なんとなく。
ごはん高め、だけど美味しい！
スタジオツアー東京の飲食店はレストラン2カ所、カフェ2カ所、バタービールバーの計5カ所です。
バックロットカフェ
昼食は、ツアー内にある『バックロットカフェ』を利用しました。
↓私はハッフルパフプレート(ドリンク付)￥2,800をチョイス。※バタービールは別売
ハッフルパフの△×〇※の薬草をイメージした味付けでみたいな説明を受け、正直分からなかったですが、なんかのハーブ的な味付けがめちゃくちゃ美味しかったです。
あと球根みたいなのが植えられている鉢を模したサラダの横にあるやつは、
チーズボウルのようなもちもちした揚げ物が土に見立てたポテトに埋まっているという凝った作りで見た目も可愛いし、味も美味しいので￥2,800ちょっと高いけどOK！OK！という感じ。
ちなみにUSJでまずいと噂のバタービールですが、こちらは泡がキャラメルみたいな甘い味で、なかなか美味しくUSJのとは別物でした！
USJで飲んでまずいから辞めとこって人も、飲んでみてはいかがでしょうか！
↓レイブンクロープレート(ドリンク付)￥2,800はパイの表面にクイズ、パンの裏に答えが書いてあるという仕掛け。
英語は読めないし、肝心の答えは焼き目が荒く文字が読みづらかったけど、その遊び心に拍手！
お味も美味しかったようです。
フロッグカフェ
ツアー終了後、『フロッグカフェ』にてお茶をしました。
ハグリッドがハリーの誕生日に贈ったという『HAPPEE BIRTHDAE HARRY スフレケーキ』が可愛くて迷いましたが、結局『賢者の石ティラミス』￥700にしました。
スマホ必須
スタジオツアー東京にいくつかある『体験スポット』では、最初に説明を受けて入手したQRコードを掲示することで、後から動画をダウンロード出来る仕様になってます。
持っていない方は少ないと思いますが、充電満タンにしてスマホを持ち込みましょう！
ちなみにフリーWi-Fiが使えますので、通信制限が心配な方もご安心ください。
広い、めっちゃ歩く
10：30から16：30までツアー内にいたので、お昼を食べている時間を除いたとして約5時間は歩いたことになります。
列に並んで棒立ちしている時間はそんなに無かったので、ツアー中は気が付かなかったのですが、帰りの電車に乗った時にめちゃくちゃ足が疲れていることに気が付きました。
ツアー内は途中のレストラン以外にベンチなど座れるスペースがほとんどないので、歩きやすい靴で行った方が良いと思います。
ファンタスティック・ビースト関連もちょっとある
スタジオツアー東京＝『ハリーポッター』というイメージでしたが、『ファンタスティック・ビースト』関連の展示もあり、私はファンタスティック・ビーストを観ていないので主人公の顔くらいしか知りませんでしたが、ファンタスティック・ビーストゾーンが多くてつまらない。といったことはありませんでした。
あくまで『ハリーポッター』がメインなので、そんなに構えなくても大丈夫です。
ハリーポッター(としまえん跡)はこんな人におすすめ
ここまでスタジオツアー東京について、私なりの感想をお伝えしてきました。
私としては大満足の内容だったので、以下に当てはまる方にはおすすめしたいです！
- ハリーポッターを観たことがある人(ヲタクじゃなくても大丈夫)
- テーマパークとかが好きな人
- 映画制作の舞台裏を見てみたい人
- 非日常な場所で写真や動画を撮りたい人
- ある程度大人(小さいお子様は不向き)
- たくさん歩いても大丈夫な人
- 「限定グッズ」に目がない人
事前に知っておいた方がいい情報
では最後に、もしこれからスタジオツアー東京に行くなら知っておいた方がいい情報をお伝えします。
ツアー開始時刻は早めがおすすめ
スタジオツアー東京は見どころ沢山で、一日中楽しめるスポットです。
その為、ゆっくり楽しみたい方は朝イチのツアーに参加するのがおすすめです。
ツアー内は、最初に通る『大広間』以外は滞在時間制限がありません。
当然ながら時間が遅くなるにつれ、ツアー内にいる人数が増えますので徐々に混雑していきます。
建物自体にはツアー開始1時間前から入場できるので(最初のツアーの場合は30前から)、1時間前に建物に入る→ローブなどの仮装グッズを購入→お手洗い→ツアーに参加→中で昼食→後半周る→ツアー終了後お土産やカフェが最もスムーズに回れる方法かと思います。
チケットは前売りのみ
スタジオツアー東京のチケットは日時指定の事前予約のみで、当日券はありません。
公式サイトまたは正規販売代理店で購入したチケットでしか入場できませんので、ご注意ください。
正規販売代理店『KKday』で購入すると割引クーポンが利用可能なので、少しでもお得に利用したい方はチェックしてみてください！
スタジオツアー東京のチケットをお求めの方はこちら
- Agoda(※日本語対応可の販売代理店)
- Changi Travel Services
- Colatour
- Ctrip（携程旅行）
- ezTravel（易遊網）
- Headout.com
- Japantrips.id
- Klook
- KKday
- Lion Travel
- Meituan（美団）
- MyRealTrip
- Rakuten Travel Experiences
- Tourvis
- Traveloka
- Trip.com
- Triplabo（旅日微信小程序）
- WAUG
西武線がおすすめ
スタジオツアー東京の最寄り駅であるとしまえん駅は『西武線』と『大江戸線』がありますが、西武線としまえん駅はなんとハリーポッター仕様になっています！
どこから来るかによって変わりますが、どちらも使えるなら西武線を利用したほうが気分が高まりますね！
荷物は無料で預けられる
スタジオツアー東京ではコート、かばん、スーツケース等はクロークにて無料で預けられます。
クロークは時間帯によっては混雑するみたいですが、入り口のすぐ外に100円入れて100円返ってくる方式のロッカーもあります。
入場者数に対してロッカーの数はあまり多くなかったのですが、どちらにせよ無料で荷物が預けられるのは有難いですね！
トイレが少ない
スタジオツアー東京のトイレは意外と少なく、ツアーの外に3カ所、ツアー内に3カ所です。
特にツアー内は基本的に逆走NGなので、トイレは見つけ次第いっておいた方が安心です。
クィディッチはホグワーツ側がおすすめ
ツアーにある体験スポットで、クィディッチのグリフィンドール対スリザリン戦を応援するという『撮影体験』があります。
並んだ順にグリフィンドール側かスリザリン側か決められるのですが、おすすめはグリフィンドール側です。
応援中の映像は実際の映画のワンシーンとして組み込まれ、すぐに映像を見ること出来るのですが、
グリフィンドール側の方が盛り上がるシーンが多く、後でダウンロードできるショートVer.動画に関してはグリフィンドールがメインで構成されているので、グリフィンドール側になった方がより楽しい映像になるでしょう！
とはいえ、並んだ順でチームが分けられるのでその時の運次第！
どちらのチームになっても全力で楽しめばいいね！
空飛ぶほうき体験は結構並ぶ＆データは有料
体験型スポット『指名手配風写真』と『空飛ぶほうき体験』は同一ブースにあり、並んだ先に『指名手配風写真』と『空飛ぶほうき体験』が順番にある感じで、おそらく30分は並んだと思います。
『空飛ぶほうき体験』はグループで案内されて、連れがほうきに乗っている間、合成された映像をリアルタイムで見ることが出来るのですが、撮影はNGでした。
そして最終的に『指名手配風写真』と『空飛ぶほうき体験』の撮影データの購入を勧められるのですが、いくつか選べるのですが、わたしが勧められたのは写真データや飛行動画が全員分ついて5,000円くらいだったと思います。
魔法体験の思い出にいかがでしょう！(キラキラの笑顔)
・・・汗
と、多少気まずい空気は流れますが、データ5,000円はちょっとお高いなと感じたので丁寧にお断りしました。
データ買わんのになんで並んだんや！ってスタッフの方は思ったかもしれませんが、有料と知らなかったので、、、ごめんなさい！
体験自体に価値があるとは思いますが、ツアー内で一番の混雑ポイントで時間も使うので、データの購入が不要であれば雰囲気だけみてここはスルーしてもいいかも知れません。
まとめ
以上、にわかファンの私がスタジオツアー東京に行ってきた感想をお伝えしました。
スタジオツアー東京は、ヲタクだろうがにわかファンだろうがめちゃくちゃ楽しめる『ハリーポッターのテーマパーク』でした！
映画の世界に入り込んだような体験をしたり、写真や動画を撮って楽しんだり、限定グッズをゲットしたり、映画にちなんだ美味しいグルメを楽しむことが出来る場所です。
また映画制作の舞台裏も明らかにされているので、それらを知った上でもう1回最初から映画シリーズを観たいという気持ちにもなりました！
というわけで、皆さんも興味があったら是非スタジオツアー東京に足を運んでみてください！
最後まで読んで頂きありがとうございました！